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長浜鉄道スクエア【2003年8月】
2005年 11月 19日
2003年8月の鉄っぽいお出かけの記録です
2003年7月17日に、滋賀県長浜市の旧長浜駅舎(現存最古の駅舎)の近くに「北陸線電化記念館」が開館し、旧駅舎とすでに開館していた「長浜鉄道文化館」という施設と併せた「長浜鉄道スクエア」がオープンしました。その見学に出かけました。 昼過ぎに長浜駅に到着し、観光パンフレットを見ながら長浜鉄道スクエアへ向かいました。線路に沿って米原方面に少々戻り、踏切をわたったところが長浜鉄道スクエアで、現存最古の駅舎である旧長浜駅舎が見えてきました。 現存最古の旧長浜駅舎。明治15年3月に北陸線の始発駅として立てられた初代長浜駅舎です。 旧長浜駅舎の敷地内には鉄道記念物の「旧29号分岐ポイント部」も展示してありました。 このポイントは、明治13年、長浜~敦賀間の建設にあたり、英国から購入された国鉄に現存する最古のポイント。明治15年3月長浜~柳ケ瀬間の開通から昭和36年3月まで長浜駅で働いていました。 駅舎の中に入ると左手に出札口がありました。この親子とともに、制帽制服を着けて記念撮影も出来るようですが、さすがに私は出来ませんでした(‥;)。 奥の一等待合室で汽車を待つ上流階級の御家族。子どもがお坊ちゃんらしくて良い。 昔の京都駅の時刻表も展示してありました。割と本数、多いです。 これらのほか、手荷物関係の柳行李や駅長さんの人形なども展示されていました。 また、2階では、期間限定で「北陸線電化記念館開館記念特別展」が開催されており、7月17日にオープンした北陸線電化記念館に展示されているED701 の修復や輸送についてのパネル、北陸線交流電化が完成した時にニュース映像(沿線でみんな日の丸を振っているのです)などの展示を、ハアハアしながら(自分で言うのもなんですが)熱心に観察しました。 次いで「長浜鉄道文化館」へ。 ここでは、日本最長の鉄道模型レールや駅で使われていた米国製の時計、鉄道ジャーナル社による特急列車のビデオなど、鉄道文化に関する展示が数多くあります(全体的に暗く、また、硝子の展示箱に入っているものが多かったので、写真は撮れませんでした)。 展示の中で面白かったのは1935年製の「活魚車」。琵琶湖産の鮎などを生きたまま運ぶためのもので、車軸の回転やブレーキ用の圧縮空気を利用して水を回転させたりする工夫がなされています。 583系の模型が館内を一周するのを見届けてから、北陸線電化記念館へ向かいました。 北陸線電化記念館は、7月17日に開館したばかりで、展示されているD51793もED701もまだピカピカ。そのでかさに圧倒されました。 電化館の2階は展望台になっていて、現在の長浜駅のホームや線路が見えます。鉄をしては「萌え~。」な場所です。この日はSL北びわ湖号の運転日で、たまたまその時間が近づいていたため、「関係者」の方が何人か三脚を立てておりました。 幼稚園くらいの男の子とその母親の会話。 鉄道スクエアを楽しんだ後、ちょっとだけ長浜の街をうろつくことにしました。 鉄道スクエアを出てすぐの踏切で、SL北びわ湖号と遭遇。 旧北国街道でも散策しようと思って歩き出したのですが、いきなり地ビールの「長浜浪漫ビール」を発見し、ついふらふらと入ってしまいました。 カウンターで地ビールの「長浜エール」を(^o^) 店を出て旧北国街道を散策。ここは黒壁の家が多く、「黒壁スクエア」と名づけられています。 「壱夜門」。一夜にしてつくられたということから、この名称があります。
by teteg
| 2005-11-19 16:03
| 鉄っぽいお出かけ
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