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「バースデイフリーきっぷ」で鉄分補給 その1【2007年11月】
2007年 11月 06日
2007年11月2日
JR四国には、誕生月の連続する3日間JR四国内グリーン車乗り放題10,000円ポッキリ!というナイスな切符があり(「バースデイフリーきっぷ」)、最近鉄分不足を感じていたので、一発これで鉄分を十二分に補給して、磁石にくっついてしまうくらいになろうと思いついたのです。 どうせやったら純粋な鉄分を摂りたい、ちゅうわけで、観光は無し、乗り鉄しまくり、JR四国全線とそれにくっついている土佐くろしお鉄道(これはこのきっぷで乗れる)と阿佐海岸鉄道(これは残念ながらこのきっぷでは乗れない)を乗ってこましたろう、となりました。(土電や伊予鉄や琴電や鳴門のスロッピーは見て見ん振り)。 1日目の乗り鉄記録はこんな感じ。 徳島07:03→(うずしお4号)→08:11高松08:44→(いしづち7号→しおかぜ3号)→11:10松山11:17→(宇和海7号)→11:50伊予大洲12:03→(4730D)→13:15伊予市13:26→(4640M)→13:44松山14:16→(しおかぜ22号→いしづち22号)→16:43高松16:47→(うずしお19号)→17:57徳島 合計乗車キロ(営業キロベース)641.7km 徳島~高松は乗る機会が割とあるけど、予讃線部分を一気に乗るのは何年ぶりだろう。遍路歩きでちょっとずつなら乗ってるはずだけど。松山以西は内子経由も長浜経由も本当に久しぶり。 徳島07:03→(うずしお4号)→08:11高松(74.5km) うずしお4号@徳島駅 うずしお4号は、高松到着時刻が出勤・登校時間帯にあたっているため、平日は5両編成となっています。高松への通勤客の多くは香川県内から乗車するので、徳島発車時点ではガラガラ。なんなくかぶりつき席をゲットでき、高松までの1時間余りが実り多いものになりそうな予感。 播磨灘をマターリと眺めながら大坂峠を越え、香川県に入り、引田駅から通勤客が乗り始めます。三本松駅進入時には、ホームに並んだ通勤客の数に「おおっ」てな感じを受け、車内はほぼ満席に。この先、通勤時間帯になり列車密度も濃くなるので、かぶりつき車窓は鉄にとっては非常に楽しいものとなります。あ、1000系!、あ、こっちはキハ58+65!とか。 栗林駅から高松駅までの間では、先行列車が若干遅れていたためか、閉塞信号が「注意」とか「停止」を示していました。高徳線でこれを見たのはもしかしたら初めてかもしれん。 そんなこんなで高松着。 高松08:44→(いしづち7号→しおかぜ3号)→11:10松山(194.4km) いしづち7号@高松駅 バースデイフリーきっぷはグリーン車乗り放題なのに、「いしづち」にはグリーン車がありません。グリーン車なんてこんな機会(きっぷ)がなければ滅多に(特に特急のグリーン車なんて絶対に)乗らんと思うから、宇多津でわざわざ、岡山から来る「しおかぜ」編成に乗り移ることにします。 鉄としては、宇多津駅における「いしづち」「しおかぜ」の「創聖のアクエリオン」見学は必修科目なので、きっちり履修して、その後8両編成となった列車の最後部にあるグリーン車へ。このグリーン車は、数年前にリニューアルされたもので、とっても綺麗。乗車しているのは私だけで、非常に贅沢な気分です。 合体直前 合体直後 グリーン車です。 ところでこの8000系、登場してから1回編成を逆転させています。もともと岡山編成「しおかぜ」が編成の松山方にあったのを、「しおかぜ」の所要時間短縮のために岡山方に持ってきたのです(宇多津のデルタ線を使ってひっくり返したそうです)。そのため座席番号の振り方が普通の車両と逆になっていて、号車番号は松山方から1,2,3...号車となっているのに、座席番号は岡山方から1,2,3...となっています。「それがどないしてん」と言われても困るのですが、まあかぶりつき席を指名買いするときくらいには使える情報かも知れません。 海岸寺駅を過ぎると海辺に出ました。このあたりには年に2日しか営業しない津島ノ宮駅があるのですが、高速で走る特急からは写真撮れず。せめて沖合の津嶋神社だけでもと頑張ってみたのですが。。。。 津嶋神社も撮れず。。。どうにか撮れた海の景色がこれ(^^ゞ 愛媛県に入りこまめに停車しながらサクサク走って、かをり様の生誕の地伊予西条に到着。駅に隣接して建設中の「四国鉄道文化館」に、既に運び込まれた0系新幹線が見えハアハアです。 伊予西条からは、それまでと比べちょっと走りっぷりがヤワになったみたい。特に、今治を出てからは、カーブが続くのでおとなしい走りになりました。遍路歩きをしていたときに何度も眺めた特急ですが、今日は特急からお遍路さんを見ます。瀬戸内の海も広がって来ます。 やがて家の密度が濃くなってきて、走りもまた本気モードに戻り、松山着。 松山11:17→(宇和海7号)→11:50伊予大洲(48.8km) 宇和海7号@松山駅 特急宇和海はグリーン車つきとグリーン車無しがあるのですが、7号はグリーン車つき。松山駅では1番線高松寄りにしまんと・いしづちが、宇和島寄りに宇和海が停車するパターンが多く、今回の場合もそう。グリーン車同士の乗り継ぎは、一番高松寄りの車両から一番宇和島寄りの車両まで、12両分歩く必要があります。でも階段がないから平気です。 2000系気動車のグリーン車は1990年代前半までにつくられたもので、リニューアルされた8000系電車に比べ、明らかに古さがにじみ出て見劣りがします。それでもかぶりつき席に収まり細かいことを気にする余裕がなくなってしもた。 気動車は電車と違ごて力行時にごぅごぅゆうから走りの気合いがガンガン伝わって来ますねん。割と最近開通した内子までは超気合い。トンネルも多く耳ツンしまくり。でもその先はまあポチポチって感じで伊予大洲着。 伊予大洲12:03→(4730D)→13:15伊予市(43.5km) 4730D@伊予大洲駅 「うわっ!キハ32やんけ!まあ予想はしてたんやけど、185-3100やったらええなぁって思ってたんや。。。」 で、よくよく見たらキハ54でした。キハ32みたいなもんやけどね。 長浜経由は、伊予灘が綺麗に見えて、しかもキハ54はちんたら走るので、缶ビールでも飲みながら。。。などと思うけど、ロングシートでトイレ無しなので自粛。 ポスターとかドラマとかのロケ地にもなった下灘駅を始め、ええ感じの景色を味わいながら終点伊予市着。 「昔の駅です」って感じの伊予長浜駅 伊予灘。タイミング良くダンプが入ってしもた。。。 伊予市13:26→(4640M)→13:44松山(11.6km) 4640M@伊予市駅 4730Dが到着した伊予市駅は、2面3線の構内を単行の気動車と電車が全部埋めて、小規模に盛り上がっております。7000系電車の4640Mは、VVVFのモーター音を響かせながら快走し、十数分で松山着。近郊電車ですね。 松山14:16→(しおかぜ22号→いしづち22号)→16:43高松(194.4km) しおかぜ22号@松山駅 じゃこ天うどんウマー! というわけで、これから徳島に向けて戻ります。 「しおかぜ・いしづち22号」は宇和島からの非電化区間通しの列車なので、珍しく2000系気動車。岡山編成は後ろっかわになり、グリーン車は最後部になります。この列車、宇和島からの直通列車ではありますが、この松山駅で前に3両増結します。その増結車両は14:05に松山に着く「しおかぜ9号・いしづち13号」から充当してくるので、併結作業を見ていると発車ギリギリになってしまいます。面倒なので、ここでの「創聖のアクエリオン」見学は省略することにします。 駅の放送が何度も繰り返されます。「この列車は松山駅で高松行き2両と岡山行き1両の計3両を繋ぎます。。。」・・・え、え、え、、「岡山行き1両」? 2000系気動車には両運転台車はないから、「岡山行き1両」ちゅうんは岡山方に運転台があるはずで、ほんなら増結面は運転台がないほうで、そうするとここ松山駅での増結はケツを振り振りバックで近寄ってくるやつと行われる珍しい「ウホッ」型になっていることになる。。。見たら良かった。。。 「見たら良かった、見たらよかった、みたらよかった、、、、」後悔している間に列車は着々と進み、気を取り直して津嶋神社の撮影リベンジなどを試みているうちに、分割駅の宇多津に近づいたので、車内を通って高松編成(いしづち)に移動。宇多津駅で分割儀式を見ていたら、先発の高松編成(いしづち)に放って行かれるので、パス。やがて高松着。 高松16:47→(うずしお19号)→17:57徳島(74.5km) 帰ってきました。とりあえず1日目無事終了。明日はもっと乗るよ。
by teteg
| 2007-11-06 21:38
| 鉄っぽいお出かけ
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